人間の目に見える可視光のうち紫色光よりもさらに外側の領域の光を紫外光 [線] と呼びますが、紫外光の中でも可視光に近い部分のものを近紫外光といい、近紫外光、もしくはそれを発する光源を「ブラックライト」と呼んでいます。紫外光は波長が短い (可視領域から遠い) ものほど人体にも有害なのですが、ブラックライトはより安全である可視光に近い部分の紫外光です。
比較的短波長側の光を吸収して高エネルギーな不安定状態になり、元の安定状態に戻るときに長波長側の光を発生させる物質を蛍光物質と呼んでいます。「ブラックライト インク」は、ブラックライトを励起光として可視光を発生させる蛍光物質でできたインクです
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クローズアップでは、光の三原色 (赤色、緑色、および青色) の各色を発光させる蛍光物質をそろえることにより、フルカラー表示可能なブラックライト インクを開発しました。